無人店舗とは
無人店舗とは
無人店舗JPが考える無人店舗とは
無人店舗とはウィキペディアによると以下と記されています。
無人店舗(むじんてんぽ、英: Unmanned store)とは、店内に従業員やレジ係がいない店舗を指す。無人店舗は、自動化されたコンビニ(英語版)とは異なり、スマートフォン関連の技術とAIを活用することにより、伝統的な店舗が持つ特徴を取り除いたものである。
引用:無人店舗|フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
それを踏まえて無人店舗とは何かを簡単にまとめると
- ①従来型の店舗で店内に従業員、レジスタッフがいない店舗(セルフレジ決済化した店舗)
- ②レジを設置しない新しい形の店舗(スマホアプリなどを活用しキャッシュレス決済化した店舗)
- また下記のような店舗スタイルも無人店舗と言えるでしょう。
- ③店舗に複数台の自動販売機を設置して商品を自動販売する店舗
以上からおおよそ3タイプに分かれます。また完全に無人店舗ではなくても無人販売、省人での販売に対応するためにAI技術とカメラシステム、認証システム、キャッシュレスなどの最新のテクノロジーや自動化・効率化の仕組みを導入している店舗も、無人店舗の一部と言えます。
無人店舗JPで、①②③のそれぞれのケースとニーズとして多い店舗を紹介します。
- ①既存の店舗を無人店舗(無人販売)にしたいケース
- • セルフレジ無人店舗
- • セミセルフレジ無人店舗
- • 入退場ゲート式無人店舗
- ②無人化店舗として新規オープンしたいケース
- • キャッシュレス無人店舗
- • セルフレジ無人店舗
- • 完全無人店舗(2023年導入予定)
- ③空きスペースを活用して比較的簡単に無人販売したいケース
- • 自動販売機型無人店舗
- • 入退場ゲート式無人店舗
無人店舗の成り立ちと無人店舗の今
無人店舗は日本では野菜の無人販売所や良心市など昔からありますが、今の無人店舗の原型となった無人店舗は2014年にアメリカのShelfX社の無人コンビニエンスストアが始まりと言われます。
ShelfX社が開発した無人コンビニは、プリペイドカードやクレジットカードをスマホにスワイプ(触れる)することで商品を購入し決済できるというもので、今の無人店舗の原型といえます。
さらに無人店舗が世界的に認知されるようになったのは、2016年のアメリカの『Amazon Go』と中国の『タオ・コーヒー』と『アリババ』の無人店舗の登場からでしょう。特に『Amazon Go』はニューヨークに1号店を構えたことで多くのメディアやSNSで取り上げられ無人店舗の認知度が急速に拡大しました。
そして2020年以降、世界はコロナ禍となり非接触販売、無人販売、キャッシュス化が浸透、さらに日本では人手や人材の不足も重なり、無人店舗の需要は日に日に高まり無人店舗は未来の店舗としてではなく、より現実的な店舗として世界で日本で拡大を見せています。
参考:無人店舗|フリー百科事典
参考:買い物の今、未来|OPEN HUB NTT
無人店舗JPがおすすめする無人店舗とは
無人店舗JPが考える無人店舗を紹介します
無人店舗JPでは皆様のニーズや目的に合わせておすすめする6つの無人店舗を紹介します。
自動販売機型無人店舗
自動販売機型の無人店舗は導入直後からすぐに無人販売が可能な無人店舗です。数年前までは販売できる商品は限られていましたが、コロナ禍以降、食品に対応した自販機の需要が伸びたことでいろいろなニーズに合わせた最新の自販機が多く登場しました。それによりさまざまな温度帯(冷凍、冷蔵、保冷、常温)や商品サイズに対応が可能となり、現在ではいろいろな商品を販売できるよう進歩しています。また無人店舗まではいかないけど無人販売として「会社の前や店舗の軒先、店舗内で自販機で無人販売したい」というお問い合わせも弊社では数多くいただております。自販機はそんな方にも対応が可能なことから無人店舗では一番のおすすめです。
自動販売機型無人店舗セルフレジ無人店舗
セルフレジ無人店舗は購入する商品やサービスの会計をセルフレジを使用して利用者自身で行います。レジが自動化されるので人件費を抑え、非接触で運営ができるので感染症の防止対策にも貢献します。セルフレジはキャッシュレス対応機もご用意していますのでお客様のキャッシュレスのニーズにも応えることができます。セルフレジ無人店舗は店舗を少人数や無人運用したい場合におすすめの導入方法です。
セルフレジ無人店舗セミセルフレジ無人店舗
セミセルフレジ無人店舗はセミセルフ型のレジでレジ会計をお店側(会計処理)とお客様(支払い)で分担することでスムーズな会計を可能にします。レジの対応時間の短縮や違算金の減少なども期待でき少人数での店舗運営に貢献できます。「最小限のスタッフで半無人店舗として運営したい」、「将来無人店舗化の足掛かりにしたい」など、セミセルフレジなら現在と将来の働き手の人数に合わせて半無人化、無人化にシフトして行けます。
セミセルフレジ無人店舗キャッシュレス対応無人店舗
キャッシュレス対応無人店舗はキャッシュレス対応したセルフレジや自動販売機、券売機などのの機器を取りそろえています。クレジットカード、電子マネー、QRコード(スマホ決済)に対応し現金が不要で決済が可能です。それによりお客様のキャッシュレスニーズにお応えし顧客満足度をアップできます。また会計のスピードが向上し会計の列の減少、金銭の管理コストの削減も期待できます。
キャッシュレス対応無人店舗入退場ゲート式無人店舗
入退場ゲート式無人店舗は各種認証機能がついたゲートシステムを導入することでセキュリティ性の高い無人店舗を運営できます。ゲートシステムは防犯性を高くし、お客様に安心して施設や店舗の買い物を楽しんでいただけます。入退場ゲート式はセキュリティゲート、感染症の防止対策に対応が可能な検温ゲート、券売機とゲートによる独自の入退場ゲートシステム、移動可能な簡易式ゲートなどラインナップしています。入退場ゲートシステムを導入することで店舗や施設の無人化、無人の入退場を可能にします。
入退場ゲート式無人店舗完全無人店舗
完全無人店舗はAI(人工知能)やそれと連携したカメラシステム、スマホアプリと連携したキャッシュレス化および認証機能付きゲートシステムなどの最新のテクノロジーやデジタルソリューションを導入した無人店舗です。レジレス、入退場の自動化、電子値札、アプリ予約、リアルタイムの商品の在庫管理や盗難防止、商品の補充や陳列などのタイミングの最適化も可能にします。これらにより業務を効率化し少人数での店舗の管理や運営を可能にします。
無人店舗JPでも来年度(2023年)以降ご提供予定です。
完全無人店舗(導入予定)
無人店舗の現在と今後
無人店舗の現在と今後について
無人店舗の現在
無人店舗は現在、世界中で実証実験が行われ今後、世界的に普及が望まれている新しい形の店舗スタイルです。特にアメリカや中国は世界に先駆けて2016年以降、無人店舗の導入と普及が進んでいます。日本では近年のコロナ禍と人手や人材の不足の問題からここ数年で一気に店舗の無人化、省人化が着目されたことで無人店舗が日本でも増えつつあります。また新しい店舗の形なので上記(無人店舗JPがおすすめする無人店舗とは)でもご紹介しましたが無人店舗の形もさまざまです。今後もさまざまな形の店舗が増えると考えられます。無人店舗はその普及と合わせて、それによって起こりうる課題や問題もクリアしていかなければいけません。次の「無人店舗の今後(未来)」では課題と問題を踏まえた今後の無人店舗についてを話していきます。
無人店舗の今後(未来)
無人店舗にはいくつかの課題と問題があります。停電時の対応問題、商品の盗難の問題、商品管理や補充の問題、店舗に合わせた適切な無人店舗の形やソリューションの提供が可能かどうか、さまざまな問題がありますが、ノウハウや新たな技術が加速度的に登場している現状を考えるとこれからの問題も比較的近い未来にクリアが可能ではないでしょうか。
無人店舗JPの展開
無人店舗JPでは、今後、それらの問題を踏まえた商品展開を準備しています。2023年からAIを搭載しスマホアプリと連携したフルキャッシュレス自動販売機(AI技術の連携による商品登録や商品管理、商品の補充など最適化)や、完全無人店舗の実現を可能とする最新のテクノロジーやデジタルソリューションを導入した無人店舗などを今後ご提供させていただく予定です。
無人店舗の実例
無人店舗の実例を紹介
実例1 自動販売機型無人店舗-かずさんのお肉屋さん様
和歌山県伊都郡かつらぎ町にある、食肉の卸売りをしている「かずさんのお肉屋さん」様からA5ランクの黒毛和牛やホルモンやコロッケなどの加工食品などを無人で販売したいというご要望があり無人店舗型の自動販売機として冷凍自動販売機「SD-11DVM(ど冷えもん)」を2台導入させて頂きました。「かずさんのお肉屋さん」ではお客様がお困りにならない様、両替機の設置や土産用に保冷パックも購入できるように工夫がされています。さらに今では複数の農家さんが集い野菜も無人販売しています。野菜は料金箱を置いて販売しています。A5ランクの黒毛和牛をはじめに美味しいお肉と新鮮な農家さんの採れたて野菜が購入出来る無人店舗です。